パイプカットについて
- 避妊手術になります。
- 両側の陰嚢を一部切開して、精子の通路である精管を結紮・切断し、精子の流れを止める手術です。
注意事項
1 | 母体保護法による避妊手術ですので、本人及び配偶者もしくはそれに準ずる者の同意が必要です。 |
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2 | 手術後に挙児希望が生じた場合に、修復手術は極めて難しく成功率も低いです。(当院では修復手術はできません) 配偶者と十分検討してから手術を決断してください。 |
3 | きわめてまれですが、切断した精管が再開通する場合があります。 |
4 | 手術後も精管や精嚢腺に精子が残っています。 手術後1-2か月で精液検査をして精子がないことを確認します。それを確認するまでは必ず避妊が必要です。 |
5 | 手術後数日は激しい運動や肉体労働は避けていただきます。軽労働であれば翌日からでも可能です。 |
6 | 術後、創部感染、副睾丸炎や出血・疼痛の合併症が考えられます。 |
7 | 術後1週間はアルコールを控えてください。 |
8 | この手術は保険適応外の診療になります。 |